令和6年度 

日南商工会議所青年部 

会長 稲垣 拓朗

 

スローガン「交流と連携」

この度、令和6年度 日南商工会議所青年部(以下日南YEG)会長に就任いたしました稲垣拓朗と申します。

はじめに、記憶に新しい能登半島大地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。まさか、元旦に思いもよらない大地震が発生し、家屋の倒壊や津波、火災など甚大な被害となりました。未だに復興の目途も立っておらず、ニュース等の報道に接するたびに被災された方々のご苦労は如何ほどかと胸が痛みます。一日でも早く、被災された方々が安心して暮らせる日常を取り戻せるよう、心から願うばかりです。

そのような様々な激動の波が押し寄せる近年ですが、日南YEGは多くの皆様に支えられて18年目を迎えます。まず、発足から現在に至るまで日南YEGの発展にご尽力いただいた全ての諸先輩方に心より感謝申し上げます。令和6年度もこれまでの業績と想いを受け継ぎ、次の世代へしっかりとつなげていきたいと考えております。

さて、今年度は「交流と連携」をスローガンに掲げました。YEG活動には 「交流」と「研鑽」という大きな2つの柱がありますが、今年度は特に「交流」に力を入れていきます。ここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響で非常に苦しい思いをしましたが、だからこそ今となっては顔を会わせて交流することの喜びと大切さを感じた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

YEG活動の魅力は様々な業種の方々と地域を超えて、気軽に交流するチャンスに溢れていることです。現に私も入会して10年ほど経ちますが、たくさんの方々と出会ったことで人間的にも成長できていると実感しております。入会当初は知らない方も多く、参加しづらいと感じることもありましたが、参加するうちに知り合いも増え、困ったことや悩みなどを相談できる仲間も出来ました。「楽しみながら成長できる」ということこそがYEGの何よりの醍醐味だと思います。

しかし、座して待っているだけでは何も得られません。YEG活動を通じてご自身の成長と自企業の発展を実現したいとお考えであれば、委員会や各事業に積極的にご参加いただき、YEG会員同士に限らず沢山の方と交流を深め、信頼できる仲間を増やしていただきたいと思います。そして、連携し行動することで、私たちが暮らす、この日南地域の発展を共に目指して参りましょう。

今年度もたくさんの例会やイベントが予定されています。皆様が参加しやすい環境を出来る限り作っていきたいと考えています。この1年、課せられている使命と事業を実現すべく、先頭に立って邁進して参ります。会員皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。