コンピュータウイルスへの感染を狙う 電子メールにご注意ください

2022年3月4日

注意喚起をお願いします

 独立行政法人情報処理推進機構(以下「IPA」)の発表によると、昨今、「エモテット(Emotet)」と呼ばれるコンピュータウイルスへの感染を狙うメールの相談・被害が増加しています。

 エモテットの攻撃では、実際にメールのやり取りをしたことのある、実在の相手の氏名、メールアドレス、メールの内容等の一部が、攻撃メールに流用され、ウイルスメールとして送られてくることがあります。重要な相手や取引先からのメールに見えても、すぐに添付ファイルやURLリンクは開かず、本物のメールであるか、落ち着いて確認するようにお気を付けください。

1.昨今急増しているエモテットの主な特徴・メール例

(1)特徴
 ExcelやZIP付きメールでいずれもファイルの開封やURLリンクのクリックを誘導する内容

(2)IPAで確認しているエモテットの攻撃メールの例
 IPAウェブサイト https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html#L18

(3)上記以外の特徴やパターン、メール例等について
 ■「Emotet」(エモテット)と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
 https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html (2022年2月9日付:IPAウェブサイト)

2.主な対応策(引用:IPAウェブサイト)

  • 身に覚えのないメールの添付ファイルは開かない。メール本文中のURLリンクはクリックしない。
  • 自分が送信したメールへの返信に見えるメールであっても、不自然な点があれば添付ファイルは開かない。
  • OSやアプリケーション、セキュリティソフトを常に最新の状態にする。
  • 信頼できないメールに添付されたWord文書やExcelファイルを開いた時に、マクロやセキュリティに関する警告が 表示された場合、「マクロを有効にする」「コンテンツの有効化」というボタンはクリックしない。
  • メールや文書ファイルの閲覧中、身に覚えのない警告ウインドウが表示された際、その警告の意味が分からない 場合は、操作を中断する。
  • 身に覚えのないメールや添付ファイルを開いてしまった場合は、すぐにシステム管理部門や相談窓口等へ連絡する。

3.相談窓口 【IPA 情報セキュリティ安心相談窓口】
 URL https://www.ipa.go.jp/security/anshin/
 電話:03-5978-7509 (受付時間は平日の10:00~12:00および13:30~17:00)
 E-mail:anshin@ipa.go.jp

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